生理中に入浴剤は使っても大丈夫?
生理中に入浴剤は使っても大丈夫?
昔は、生理中お風呂に入るのはNGとか、菌が入るからシャワーにとどめておいた方がベストとかさまざまな説が飛び交っていました。
でも、今はさすがにそれを信じている人はいませんよね?
むしろ生理中は体を清潔に保ち、快適に過ごすためにもお風呂に入ってOKとされています。
ならば”入浴剤”はどうなの?と聞かれるとちょっと心配というお声を耳にしたので、今回は生理中に入浴剤を使っても大丈夫なのかについてわかりやすく解説します。
生理中の入浴剤は避けたほうが良い?
結論から言います。
生理中の入浴剤は避ける必要はありません。
入浴剤を入れたお湯だからと言って、生理中の体に悪影響を及ぼすことは無いからです。
むしろ、好きな香りや効能の入浴剤を入れたお湯で、リラックスして気持ち良くお風呂を楽しめる方が、生理中の体にも良い影響を及ぼすと考えて良いでしょう。
ただし、入浴剤の有無に関わらず、以下のようなときは入浴を避けてくださいね。
- 頭痛がするとき:入浴することで血管が拡張し頭痛がひどくなりやすい
- 貧血気味なとき:脱衣所と浴室の温度差で倒れてしまう可能性がある
- 湯船が不潔なとき:汚い湯船では、デリケートゾーンに雑菌が入る場合がある
これらは、生理中でなくても快適にお風呂に入れる状態ではありませんよね。
また、経血量が多くて気になるときは、シャワー浴にしてさらに後で足湯をするなど、体調や状態を見ながら入浴の仕方を工夫しましょう。
なお生理中に温泉や銭湯、スパなどの公共浴場を利用する場合は、マナーとして必ずタンポンを使用してくださいね。
生理中にも使える入浴剤
生理中には、絶対使ってはならないタイプの入浴剤というのは存在しません。
自分が気に入っている色や香り、効能が好きな入浴剤を選んでOKですよ。
さらに生理中の体調を整え快適に過ごすためには、以下のような入浴剤をおすすめします。
- バスソルト:保温効果が高い。体の芯から温まる
- 保湿タイプ:肌の乾燥を防ぐ。お湯が冷めにくく温まりやすい。バスミルクなど。
- アロマやハーブ:イライラを鎮めたりリフレッシュできたりする
次に生理中にも使えるおすすめの入浴剤を紹介していきますね。
カウブランド 無添加バスミルク ボトル560ml
牛乳石鹸でおなじみのカウブランドの入浴剤です。
着色料・香料・添加物(防腐剤(パラベン)・アルコール・品質安定剤)不使用で、小さな子どもからお年寄りまで安心して使える低刺激処方になっています。
手の届きにくい背中や首筋までしっかり保湿できるだけでなく、潤いが角質層内のすみずみまで浸透するので、しっとり潤いますよ。
- 分類;
- 香り:無香料
- お湯の色:乳白色
- 成分:セラミド(保湿成分配合)
- 効能:乾燥によるカサカサ・ムズムズなどトラブルを繰り返すデリケート肌をしっとりさせる。
アユーラ(AYURA)メディテーションバスa 300ml アロマティックハーブの香り
淡いグリーン(エモリエント+アロマ成分)と濃いグリーン(保湿+生薬成分)が二層になった、ボトルもおしゃれなアユーラの入浴剤です。
湯船から優しく立ち上るアロマティックハーブの香りを、ゆっくり吸い込み、ゆっくり吐き出せば入浴しながら瞑想ができますよ。
水性の保湿成分と油性の保湿成分配合で、保湿した水分をしっかり閉じ込めて逃がさないので、入浴後も内側からしっとり肌をキープできます。
- 分類:浴用化粧料
- 香り:アロマティックハーブの香り
- お湯の色:乳白色
- 成分:天然成分配合、ミネラルオイル・グリセリン他
- 効能:肌の乾燥を防いでしっとりさせる
ツムラのくすり湯バスハーブ 650ml
漢方薬などで有名なツムラの液体タイプ入浴剤です。
フタを開けて直接ニオイを嗅ぐとまさに『薬湯!』という感じですが、お湯に入れると少し穏やかになり、落ち着いた香りになります。
漢方薬やハーブ系の効きそうな香りが好きな人はクセになりそう。
体の芯から温まることができ、翌日の素肌もすべすべとした感触を味わえますよ。
- 分類:医薬部外品
- 香り:生薬ならではの香り
- お湯の色:イエロー系
- 成分:生薬抽出エキス(トウキ・センキュウ・チンピ・ハッカ・カミツレ)
- 効能:疲労回復・リウマチ・腰痛・神経痛・肩こりの緩和
バブ エピュール バスエッセンス イランイラン&サンダルウッドの香り280ml
見た目は高級オイルエッセンスのような、バブシリーズの液体入浴剤です。
中身も美容液成分80%とお肌に良いものがギュッギュッと詰まっていますよ。
自宅風呂ながらスパ気分が味わえそう。
イランイランとサンダルウッドの香りも心地よく、いつものバスタイムが贅沢な時間に変わります。
優雅で女性らしい香りに包まれ、生理中のイライラを穏やかに癒しましょう。
- 分類:浴用化粧料
- 香り:イランイラン&サンダルウッドの香り
- お湯の色:乳白色
- 成分:美容成分80%(ヒアルロン酸・コラーゲン・アルガンオイル・モイストエッセンス)
- 効能:濃密美容成分で全身すみずみまでツルンとうるおい満ちる
生理中に入浴剤を使うメリット
生理中は何も入っていないお湯よりも、入浴剤を入れたお湯の方がメリットは大きいですよ。
入浴剤の種類により効能は違いますが、そのほとんどが全身を効率よく温める効果が期待でき、入ると体全体の血行が良くなるからです。
血行が良くなると、冷えが取れてリラックスできるので生理痛緩和にもつながると言われていますよ。
また、眠る前に入浴すれば、お風呂で温まった体温が布団に入るまでに下がり、質のよい睡眠がとりやすい状態になります。
まとめ
生理中の入浴は体を清潔にし、生理中の辛さを軽減するためにもおすすめです。
もちろん好きな入浴剤を入れたお風呂は生理中にも楽しめますよ。
入浴剤を使うと効率よく体を温めることができ、血行が良くなって冷えにくくなるので生理痛などの辛さ緩和にもつながると言われています。
癒される香りや色の入浴剤を取り入れて生理中のお風呂も快適に楽しみましょう。